「読書感想文が書けない!」 「毎年、最後まで読書感想文の宿題が残っちゃう」 「明日から新学期なのにどうしよう!」 夏休みが終わる頃、こんな話をよく聞きます。 みなさんは身に覚えがありませんか。 どうして読書感想文は難しいのでしょうか。

読書感想文が難しい理由

  • 本を読んだものの、何を書いたらいいかわからない
  • 途中で書くことがなくなってしまって、原稿用紙が埋まらない
  • そもそも、読書感想文の書き方がわからない
結局、読書感想文が難しいのは「何を書けばいいのかがわからない。読書感想文の書き方がわからない。」ということですよね。 それを解決するには、ズバリ最初にテーマを決めること、そして構成を考えることです。  

プロも最初に構成を考えないと文章は書けないの?

プロのライターは指定字数にぴったり収まるように文章を書きます。 「え?それって難しいよね?」と思われるかもしれませんが、構成が決まっていれば案外簡単なのです。 逆にいえば、プロライターも構成を最初に考えないと指定字数ぴったりの文章は書けません。 つまりそれほど、構成は大切なのです。 みなさんも、プロのライターのように構成を考えてみませんか?  

基本は起承転結〜中学年、高学年、中学生編

文章の構成は「起承転結」、読書感想文は4つの段落に分けて考えます。 1600文字(中学生は2000文字)を4つの段落に振り分けて、それぞれの文字数を決めていきましょう。 第一段落と第四段落は短めに、第三段落は中心となる部分ですから文字数は多めにします。 第二段落は、余った字数で書くイメージで大丈夫です。 第一段落で、「どんな理由でこの本を選んだのか」を書く人もいます。 それでも、良いのですがより良い感想文に仕上げるのならば、本を読んで印象深かったことを書くのがオススメ。 ここで注意しなければならないのは、第一段落と第四段落が同じ内容にならないようにすることです。  

各段落で何を書くか

それでは、具体的にそれぞれの段落で何を書くのかを見ていきましょう。 ( )内の文字は目安です。 1600文字は前、2000文字の場合は後ろの( )です。 なお、書く人によって各段落の文字数は違いますので、適宜変えてくださいね。 第一段落 本を読んで強く思ったこと。(200文字)(300文字) 第二段落 あらすじを簡単に書き、主題を提示(400文字)(600文字) 第三段落 主題を深く書いていく(400文字)(600文字) 第四段落 本を読んで自分が得られたことを書く(200文字)(300文字) なお、段落は必ずしも4つである必要はありません。 第二段落、第三段落については内容が変わったら改行しましょう。  

基本は三部構成〜低学年編

低学年の場合は、字数が800文字と少ないので、「序論、本論、結論」の三つの段落で構成を考えると良いでしょう。 序論 この本を読んで思ったこと(200文字) 本論 序論の内容を詳しく書く(400文字) 結論 本を読んでわかったことを書く(200文字) 原稿用紙のマス目が埋まらないお子さんは、序論部分で「どうしてこの本を選んだのか」に言及することをお勧めします。 例えば「お母さんが買ってきてくれたから」「知り合いのお兄さんにプレゼントされた」「本屋さんで見て面白そうと思った」など、本を選んだ時を思い出しましょう。 その情景を描写するだけで、200文字程度は簡単に書けてしまいます。 なお、この書き方は作文があまり得意ではない中学年、高学年の児童にもお勧めです。

本は2回読もう! テーマを決めよう!

さて、構成を考える上で大切なことは「本の読み方」です。 感想文を書くためには、「本を2回読む」ことが必要です。 2回も読むのは、面倒だな〜と思ったかもしれません。 でも、最初の1回は、ソファの上で寝転がって読んでも大丈夫。 なぜなら、大まかな話の流れ、つまりあらすじが分かればいいのです。 読み終わったら、大体のあらすじをメモしましょう。 あらすじを掴んだら、今度は本番。 気合を入れてしっかり読みます。 この時に必要なものは、鉛筆と大きめの付箋です。 読んていて気になったところがあったら、付箋に「何が気になったのか」を書いて貼ってください。 これが後で大きな役割を果たします。 読みながら「これがテーマだな」と思ったら付箋を2枚貼ってくださいね。 後でテーマだということがすぐ分かるようにするためです。 読み終わった段階で、テーマが決まっていないときは付箋を貼った部分を見返してください。 その中に、作者が一番言いたいことがあるはずです。 「そんなことわからないよ〜」と思いましたか? 安心してください。 テーマは、本当に作者が言いたいことである必要はありません。 あなたが一番心を動かされた部分がテーマになるのです。 そして、あなたが本を読んで教えられたこと、つまり今後の人生に影響を与えそうと感じたことを結論部分とします。  

結論部分に向けて書き進んでいこう

「最初に結論を考えるの?」と疑問を感じる人もいますよね。 最初に結論考えることによって、感想文の方向性が定まると考えてください。 つまり、 第三段落までは結論部分の内容を裏付けすることを書いていけばいいのです。 意見が裏付けされていると、読む人を「ああ、そうなんだ」と納得させることができます。 これで結論部分とテーマは決まりました。 次に第一段落から第三段落までの内容を決めましょう。  

第一段落

第一段落では、結論部分につながるあなたの意見を書きます。 その部分は、先ほどの付箋を見直していくと必ず見つかりますので安心してくださいね。 よくわからなかったら、冒頭で、一番印象に残った文中の「セリフ」を書く人のも一つの方法です。  

第二段落

第二段落はあらすじです。 あらすじは、1回目に読んだ時のメモを参考にするといいでしょう その際、できるだけ簡潔に書くことを心がけてください。 あらすじが長くなりすぎて、それだけで原稿用紙のマス目が埋まってしまう人もいますのでご注意を。  

第三段落、テーマを掘り下げれば完成は目の前!

第三段落は、テーマを掘り下げて結論に結びつけるのが目的です。 まずは、テーマを裏付けるような体験はなかったかを考えます。 例えば、友達との喧嘩、お母さんに怒られたこと、先生に褒められたことなどを具体例として挙げましょう。 その時の自分の気持ちと主人公の思いを重ね合わせるなど、工夫することで内容の濃い感想文となります。 第三段落が書けたら、最初に考えた結論を書けば感想文の完成です!  

この記事まとめ

  • 本は2回読む。最初はあらすじを理解、2回目は付箋にメモしながら読む
  • 付箋のメモを見て、冒頭部分、テーマ、結論部分に当てはまることを探す
  • あとは順番に書いていくだけ
  • 結論部分の内容を裏付ける具体例を挙げると説得力が出る

-作文の書き方

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