最近は、様々な企業で作文が就職試験で取り入れられています。公務員試験も例外ではありません。 「作文は昔から苦手」「作文があるのが心配」そういう人は多いかもしれません。 しかし、作文が得意だからといって何の対策しないのも心配です。  

公務員、作文試験で何を見られるのか

作文の試験で採点者が見るポイントはいくつかあります。 その中でも一番大切なのは 「きちんとした文章が書けているか。仕上がっているか」 という点です。 下記の表は観点別評価の例です。参考にしてくださいね。

観点別評価

表現、原稿用紙の使い方 内容面
文字数は8割以上書かれているか 内容は終始一貫しているか
原稿用紙の使い方は正しいか テーマを正しく捉えているか
丁寧な文字で書かれているか 内容ごとに段落に分けられているか
誤字、脱字はないか 自分の考えをはっきり書いているか
文体は統一されているか 途中で終わっていないか
内容がいくら良くても、原稿用紙の使い方や文章表現が適切でないと減点される場合があります。 まずは、原稿用紙の正しい使い方をチェックしてみてください。 公務員の作文試験の場合、原稿用紙が縦書きとは限りません。 横書きの原稿用紙の使い方も、基本的には縦書きと同じです。 句読点の位置、カギカッコの位置は縦書きと異なりますので、注意してくださいね。 原稿用紙の使い方については下記のリンクをご覧ください  https://nextad-sakubun.com/2017/09/20/genkouyoushi/  

作文試験で注意すべきことは何?

構成を考えよう

緊張しすぎて段落を分けるのを忘れてしまったという人は、案外多いようです。 これは、構成を最初に考えずに書き始めたことによる失敗例。 必ず、最初に構成を考えてくださいね。 良い構成ができたら、作文は半分以上書けたのと同じです。  

下書きは、ほどほどに

慎重になりすぎて、下書きを書くだけで終わってしまったという人もいます。 途中までとてもよく書けているのに、完成できなかったら勿体無いですよね。 下書きは構成ができていたら、必要はありません。 ただ、冒頭や結論部分がうまくまとまらないという場合は、下書きを書くことで良い結果が出ることもあります。 いずれにしても、あまり長い時間を費やさないようにしましょう。  

読みやすい文字で書こう

雑な文字、書きなぐったような文字は採点者に良い印象を与えません。 文字は上手である必要はありませんが、丁寧に書きましょう。 それ以上に採点者の心象が悪くなるのが「薄くて読めない文字」「小さすぎて何が書いてあるかがわからない文字」です。 薄い文字は、濃い鉛筆を使えば解決しますね。特に筆圧の弱い人は2B程度の鉛筆(シャープペンシルの芯)を使うようにしましょう。 また、文字はマスの大きさの8割程度を目安とします。 読みづらい文字を書くと、採点者に読んでもらえない可能性もありますので、心当たりのある人は注意してくださいね。  

一度読んだだけで内容がわかる文章にするコツ

採点者は「一度読んだだけで内容がわかる作文」を求めています。 何度も読み返さなければ意味がわからない作文は、きちんと読んでもらえない可能性があります。 一度読んだだけで理解できない理由には、下記のようなものがあります。
  • 主語と述語の関係が悪い(主語がわからない)
  • 文と文のつながりが悪い
  • 段落ごとに全く違う内容が書かれている
  • 必要のない修飾語が使われている
  • 助詞の使い方が不自然
  • 回りくどい表現が多い(何が言いたいのかが伝わりづらい)
  • 二重否定
この中で、「修飾語」「助詞」「回りくどい表現」は、すぐにでも改善できます。 日頃からこのような点に注意して文章を書くようにしましょう。 回りくどい表現の特徴は、文中に「省いても意味が通じる」部分が多いことです。
(例) その友人は、運動ばかりしていたかといえばそうでもなかったようだ。 ↓ その友人は、運動ばかりしていたわけではない。
いかがでしょうか。 文字数はかなり減りますね。 文字数を稼ぐために回りくどい表現を使う人がいるのですが、絶対にやめましょう。    

与えられた課題の内容とズレないように書く

例えばボランティアについての考えを述べるように指示されているのに、具体例だけを書く人がいます。 これでは、良い評価は期待できません 大切なのは「課題で何が求められているのか」を正しく理解することです。 そのためには、次のような手順で書いてみましょう。 まず、ボランティアについて日頃から考えていることをメモ書きします。
  • ボランティアは良いことだ
  • だが、単位をもらうためにボランティアをするのは間違っているのではないだろうか
  • ボランティアとは施設訪問など大げさなものではなくてもいい
  • 街中で困っている人を見かけたら、積極的に助けるのもボランティアである
メモがある程度まとまったら、今度は構成を考えます。
序論 ボランティアは良いことだが、施設訪問など大げさなものばかりがボランティアではない
本論 具体例を挙げる。 街中で困っている人を助ける行為もボランティアだ。
結論 ボランティアをするときに、見返りを求めてはいけない。だから、単位のためだけにボランティアとして行動するのには疑問を感じる。
あとは、構成を中心として肉付けをしていくだけです。 具体例は、実際に経験したことでなくても大丈夫です。 どんなテーマでも使えるようなオールマイティな具体例はありませんので、テーマに合ったものを創作する方が現実的です。  

日頃から、ネタをストックしておこう

テーマに合った具体例を創作するといっても難しいですよね。 そこでおすすめなのが、ネタをストックしておくこと。 日頃から、周囲の人々やテレビ、ラジオ、新聞などから情報取集しましょう。 これは使えると思ったら、ネタとしてノートなどにまとめておきます。 ネタがある程度集まったら、実際に作文を書きます。 テーマは過去問や他の地方の公務員試験を参考にしてくださいね。 試験までに最低でも5回、できれば10回以上作文の練習をするのがおすすめ。 出来上がったら、必ず第三者に見てもらってくださいね。  

この記事のまとめ

  • 読みやすい文章を書くようにしよう
  • 具体例は創作でも良い
  • 日頃からネタをストックし、練習すれば本番で良い作文が書ける。

-作文, 作文の書き方

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