
子供の塾の行き帰り、中学受験だと夜も遅くなるし心配ですよね。
大手警備会社のalsok(アルソック)では、子供の見守りに役立つGPS端末「まもるっく」を提供しています。
口コミでも評価の高いまもるっくですが、具体的にどのような機能をもつ端末なのでしょうか。料金についても気になるところですね。
今回は、まもるっくの特徴や料金プランなどについて、詳しく見ていくことにしましょう。
まもるっくの料金プラン
プラン名 |
お買い上げプラン |
レンタルプラン |
機種料金 |
23,220円 |
0円 |
初期設定費用 |
4,860円 |
4,860円 |
月額料金 |
1,188円/月 |
2,160円/月 |
駆けつけ料金 |
6,480円/1時間 |
6,480円/1時間 |
まもるっくには、初回に機器を一括で購入してしまう「お買い上げプラン」と「レンタルプラン」があります。
考え方は、携帯電話の一括購入と同じで、長く使う場合は一括購入の方がお得に使うことができます。
お買い上げプランとレンタルプランとどちらがお得?
お買い上げプラン | レンタルプラン | |
1ヶ月 | ¥29,248 | ¥7,020 |
6ヶ月 | ¥35,208 | ¥17,820 |
1年 | ¥42,336 | ¥30,780 |
2年 | ¥56,592 | ¥56,700 |
3年 | ¥70,848 | ¥82,620 |
グラフで見てみましょう。
このように2年以上まもるっくを契約すると、お買い上げプランの方がお得になります。
まもるっくの特徴
まもるっくは多機能な見守り用GPS端末です。その特徴を順番にチェックしていきましょう。
GPSで位置情報を特定!

以下引用https://www.alsok.co.jp/person/mamolook
専用の「契約者サイト」を利用すれば、まもるっくの位置情報を地図上で確認できます。契約者サイトへのアクセスは、パソコンはもちろんスマートフォンからでも行うことが可能。
お出かけ先やお務め先でも、お子さんの居場所を簡単に特定できます。
また、まもるっくの位置情報検索は、利用回数に制限がありません。追加料金なしで何度でも利用可能です。この点は、まもるっくのもつ大きなメリットといえます。というのも他社の見守り用GPS端末では、位置検索の利用回数に制限を設けている場合があるからです。
回数制限のある機能は、どうしても使いにくさを感じてしまうものです。その点、まもるっくの位置検索なら、回数を気にせず気軽に利用できますよ。
緊急事態に備える通報機能
まもるっくには、alsokへの通報機能が備わっています。通報の作動条件は、以下の3つです。
まもるっく本体中央のボタンを長押しすると、alsokに緊急通報が入ります。中央のボタンは大きいので、低学年のお子さんでも簡単に操作できますよ。
「ライフリズム異常感知」は、端末のボタン操作やセンサー反応が一定時間検知されなかった場合に、自動で通報を行う機能です。機能の作動条件は、契約者サイトで設定できます。
「転倒感知」は、転倒して動けなくなった場合に自動通報を行う機能です。こちらの機能も、契約者サイトで作動条件を設定できます。
上記3つの条件で自動通報が作動すると、alsokからまもるっくの端末に状況確認の連絡が入ります。連絡方法は音声通話です。状況確認で異常が確認された場合や、利用者が呼びかけに応答しなかった場合は、緊急連絡先に電話が入ります。
ハンズフリーの通話機能
まもるっくには、ハンズフリーの音声通話機能が備わっています。ただし携帯電話とは違い、自由に電話ができるわけではありません。まもるっくで行える発着信は、以下の4種類に限られます。
まもるっくには、着信できる電話番号を8件まで登録できます。登録した番号およびalsok以外からの電話は受けられません。
端末からの発信先は、緊急通報番号と「ALSOKヘルスケアセンター」に限られます。ALSOKヘルスケアセンターとは、健康相談を受けられるサービスです。
以上の発着信の条件を見てわかるように、まもるっくの通話機能は着信がメインとなっています。着信への応答は、自動で行うように設定することが可能です。
自動応答を設定しておくと、数秒間コールして応答がない場合に、自動的に電話がつながります。この機能により、子供がまもるっくを操作できない状況でも、端末のスピーカーからの呼びかけが可能となります。
通話料はかかるの?
先にご紹介したように、まもるっくの音声通話は発信先が限られています。このため、端末からの発信では通話料は発生しません。「ALSOKヘルスケアセンター」への発信も、基本的に無料で行えます。
ただし、ヘルスケアセンターの利用が通常の範囲を著しく超えると、通信料金が契約者負担となるので要注意です。子供にまもるっくを持たせる場合は、いたずらでヘルスケアセンターに発信しないように気を付ける必要があります。
なお、まもるっくに発信する際の通話料金は、発信者負担となります。つまり、お子さんの持つ端末への呼びかけには、通話料が必要です。この点は、携帯電話へ発信する場合と同じと思ってください。
緊急連絡先からの依頼でガードマンがかけつける
まもるっくには、ガードマンの「かけつけサービス」が備わっています。利用方法は、alsokから緊急連絡が入った際に出動を依頼するだけと簡単。緊急連絡先に電話がつながらない場合に、自動でかけつけを行うように設定することも可能です。
ただし、かけつけサービスの料金は、まもるっくの月額料金に含まれません。1回のかけつけにつき、6,480円(税込)の料金が発生します。
また、上記料金での出動時間は1時間までです。出動時間は最大3時間まで延長できます。延長料金は1時間あたり6,480円(税込)となっています。
通報だけでなくバッテリーの低下まで知らせてくれる
まもるっくには、端末のバッテリー低下をメールで通知する「バッテリー低下監視機能」が備わっています。どの程度のバッテリー残量で通知を行うかは、契約者サイトで設定可能です。
ちなみに、まもるっくのバッテリーは、フル充電の状態から2〜3日程度は持続します。通知の設定は、普段のバッテリー消費量を考慮して行うとよいでしょう。
まもるっくの解約方法
見守りに役立つまもるっくも、子供が大きくなると不要になるかもしれませんね。まもるっくの解約は、alsokへの電話と書類の送付で完了します。ただし、解約する際は、以下の2点に注意が必要です。
まもるっくは2年契約のサービスです。契約期間中に解約した場合は、所定の解約金が発生します。解約金の計算式をチェックしてみましょう。
たとえば、契約期間が6ヶ月残った状態でレンタルプランを解約すると、2,000円×6ヶ月×0.33=3,960円の解約金が請求されます。
また、レンタルプランを解約する場合は、まもるっくの端末とSIMカードを返却しなければなりません。レンタル品を紛失すると、18,000円の端末代と5,000円のSIMカード代が請求されるのでご注意ください。
以上を踏まえたうえで、まもるっくの解約方法を見てみましょう。
解約書類は、契約満了日の30日前までにalsokに到着させる必要があります。解約の申し入れは、期間に余裕をもって行ってください。なお、契約満了日までに解約が完了しなかった場合は、契約期間が自動で1年間延長されるので注意しましょう。